まだ下がるよ…為替相場

昨日は英経済悪化懸念からポンド売りをきっかけにクロス円の大幅下落となったが、108円台に回復後は米国休場のためドル・円は小動きとなった。本日はまず、東京時間に豪RBAキャッシュターゲットの発表が控えている。半年前の3月に7.00％から7.25％に引き上げて以来据え置かれていたが、前回の発表時に早期利下げの可能性を示唆しており、結果次第では昨日の下落の流れが加速しうるので注意する必要がある。 米国時間ではISM製造業景況指数が注目される。 予想では前回と同じ50.0となっているが、米・加が休場明けとなるため、閑散取引から始まった場合、結果次第では大きくぶれる可能性も想定しておきたい。

どぅするか～今週…

先週末のドル・円相場は、米経済指標の弱い結果や株価下落に伴って、108.40円台まで値を落とした。 今週は週末にかけて、米8月ADP全国雇用者数、米8月雇用統計など非常に重要な指標が控えている。いずれも、相場を動意付ける格好の材料として注目されているため、注意していきたい。なお、本日はレイバーデーのため米・加が休場であり、重要指標に乏しく、薄商いになるとの見方が強い。しかし、先週末の米株の下落が本日の日経平均にも影響を及ぼした場合には、その限りではないため、くれぐれも用心しておきたい。 また、薄商いを狙った仕掛け的な動きにも十分注意したいところだ。