昨日は仕掛け的なドル売りだ！

昨日のドル・円相場は
米証券大手の損失拡大が懸念され、
仕掛け的なドル売りが相まって急落する格好となった。

本日は
昨日の流れを引き継ぐ可能性があるため、
株式市場などの動向には
注視していきたい。

また、
本日は日中に
日銀金融政策決定会合議事要旨
（7月14・15日分）
の発表を控えている。
先日発表された8月金融経済月報・基本的
見解にて景気判断を
「停滞」へ
下方修正したことから、
今後の金融政策の先行きを読むうえで
関心がもたれているが、
目新しい内容が発表されなければ反応は
薄いと思われる。

米国時間には指標発表は
予定されていないが、
このところ金融不安が再燃
している事から、
NYダウや商品相場の動きには要注意である。

売り・買いオッケー！

本日は、
日中に7月通関ベース貿易収支を
はじめとする本邦経済指標が予定されているが、
相場の流れを覆す程の
材料にはならないであろうことから、
序盤は引き続き本邦の株式動向を
意識する必要があるだろう。

なお、欧州時間には
英7月小売売上高指数と
加7月消費者物価指数の発表があり、
NY時間には
米8月フィラデルフィア連銀景況指数が控える。
先週末に発表された
米8月ニューヨーク連銀製造業景気指数は
予想に反して大きく改善したが、
同指標は如何に。

今後の景況感を測る上で
マーケットの注目が集まる。